学生時代にIT業界について考えていたことと今まで

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「IT企業はほんとに泥のように働かされるのか」――東大でイベントが開催されたそうで、「ナナロク世代」が答えたそうです。
それについて、自分らさえよければ良いのか、と泥カンについて一言のエントリーで言われていますが、表現上の配慮は別にして、今回のイベントに感しては、ある程度仕方ないところがあると思いました。

と言うのは、IT企業では本当に泥のように働かせるのか、と言うテーマに対して、少なくとも一部ではそうではないのならば、今回のイベントの対象である東大生への不安を払拭するのは重要だと思うからです。
また、少なくとも一部はそうだ、と言うのもどうも真理っぽいので、全部を一度に払拭するのは難しそうです。

前置きが長くなりましたが、私も75年生まれの一人として、学生時代に考えた、IT業界の分類と、いまのイメージについて考えたことを書いてみようと思います。十数年たどるのでちょっと長くなるかも知れません。このエントリー学生の方が読んでいるかは分かりませんが参考になれば幸いです。

私は高校の時にソフトウェアが楽しいと思って、それに関係する仕事どうかな、と思いつつ、
まだ決めきれないと思い、大学では純粋なソフトウェア系ではなく、ソフトもあるけどもう少し広い分野を学ぶ学科に行きました。
で、やっぱりソフトウェアの仕事しよう、作る仕事が良いな、などと思って、就職先を探しました。

で、IT企業どんな会社があるんだろう、と言うことで、当時わからないなりに考えてみました。
・電機メーカー系
・受託開発系 (SI)
・ゲーム系
・自社ソフト系
まだネットの会社は想像できていませんでした。

電機メーカー系は希望すれば学校の推薦の道があったのですが、家電などに組み込まれて入ってくるソフトウェアをイメージしました。
家電買うときにソフトのよしあしで買うかな?と思うとどうもそうじゃないよな、と思って、
ソフトをメインで作っている会社に行こう、と考えました。

当時は電機メーカー系、で考えていましたが、ITギョーカイ俯瞰図にある
製造業だけでなく、サービス、のところも含むかも知れません。
例としてdocomoやJRが挙がっていますが、例えばdocomoやJRを会社として見たときに、ソフトで評価するか、と言うことで
たぶん違うなーと思ったわけです。

受託開発系とゲーム系は、当時知り合いから、大変だと言う話を聞いていたので、行かない、と決めていました。
実際のところは会社によりけりなのはもちろんとして、何次請けかにもよると思いますし、
ゲーム系も長期休暇がある話も聞いていますけど、
実は今でも転職先としては避けています。
SI系は、作りたい物が作りづらいだろう、と言う理由で、
ゲーム系は、若い人達が馬力で作っているイメージか今もするので。

と言いつつ電機メーカーやSIの会社、ゲーム会社も受けているんですが、
最終的には自社開発のソフトを販売している会社に行きました。
数年後転職してネット系の会社に行きました。
ネット系も自社開発のソフトを持っている会社と同じイメージで考えられると思ったからです。

実際には社内事情などもありなかなか難しいこともあるとは言え、
交渉とかでも利益を出せる会社と比べ、
自分たちで良いと思った物を作って、それが評価される、と言うのは私にとってはとても嬉しいことです。

大学時代に考えていたことは今でも結構変わっていなくて、改めてIT業界の各ジャンルについてと、
考えられるリスクを一言で評価してみます。

・製造業や、ソフトウェアメインではない会社すべて
 →会社としてハードやサービスの力が強いと、ソフトウェアに力を入れられない、意見が通らない可能性あるかも!
・受託開発系
 →お客さんの都合で作りたい物が作れない場合があるかも!
・ゲーム系
 →若者が体力でがんばっちゃう可能性があるかも!
・組み込み系
 →ハード上の制限で作りやすく作れない場合があるかも!(むしろそう言うの好きな人もいます)開発環境がしけてるかも!
・外資系
 →日本では全然作ってない場合があるかも!日本の意見が通らない可能性あるかも!
・自社ソフト系
 →今時流行らないかも!いまあるコードがしけてるかも!
・ネット系
 →新興企業で社内や教育が整備されてないかも!ゲームと同じく体力系かも!

もちろん、会社や部署によりますし、自分のがんばりで乗り越えられたり、そのことでとても評価される場合もあると思いますから、リスクばかりを避けても良くないですし、自らリスクを取るのも良いと思います。

ただ、こんな感じだよ、と言うのを知らないと気の毒なので、この辺の、ジャンルによる
楽しいところ辛いところやリスク、みたいなのがまとまると良いんじゃないかな、と思いました。

ちなみに泥のように、の定義には色々あると思いますが、泥のように眠るほど疲労が溜まるような働き方、かつ、それが何度なく繰り返されたり、本人にとって得るものが少なかったり、意に反したものだったりする、的なことをもし避けたいなら、製造業・サービス会社の開発部門、SIなら上流、外資系や自社ソフト系、などが比較的リスクが少なめだと思いますが、自分で開発できずに人員管理の仕事になる可能性もありますので自分で手を動かすのが好きな方はご注意ください。

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